KESのSDGs
「持続可能な開発目標(SDGs)」に賛同します。
「人々の幸福を糧に未来を実現する」の理念に基づき、
ソフトウェア開発を通して、モノづくりに喜びを感じ、
人々が豊かに生活できる未来をつくっていきたいという想いで事業を行っています。
そして、どんな困難にも負けない強い技術者集団を目指し、
これらの事業活動を通じて持続可能な社会実現に真摯に取り組んでまいります。
具体的な活動にあたっては、事業内容と社会的責任を鑑みて「6つの重点項目」を柱として取り組みを行っています。
安全・安心な職場づくり
健康経営の推進
社員間コミュニケーションの活性化/業務外の社屋開放
休日や定時後に社屋や会社の備品(楽器、ダーツ、卓球台等)を自由に使用することができます。社員同士の親睦を深める事と、適度な運動促進の推奨・支援を行っています。
健康管理と意識向上
年1回、健康診断の受診とストレスチェック、月1回の産業医の社内巡回を実施しています。また、受動喫煙防止対策として社屋内は禁煙とし、従業員の健康管理と意識向上を図っています。
有給休暇取得推進と労働時間の適正化
勤怠管理システムの導入・運用、有給休暇の取得状況や労働時間を可視化することにより、適正な勤務状態を保つことを推進しています。
親睦活動の支援
バスケットボールやフットサル、スキーやスノーボード、e-Sports、軽音部などの部活動を通して社員同士の親睦を深めています。また、規定数以上の社員が集う活動に対しては、会社から活動費の一部を助成する制度もあります。
顧客満足
顧客活動への貢献
自動車関連
各メーカー様が持つ厳しい品質基準をクリアし、機種展開や機能拡張も重視しながら、お客様へプラスアルファのご提案ができるよう、より良い開発を追求しています。
(カーオーディオ・ナビゲーション/バッテリー・エンジン・トランスミッション制御ユニットなど)
医療機器関連
誤操作・誤動作により人命にかかわる医療機器のソフトウェアにおいては、開発と保守に関するプロセスを規定した規格「IEC62304(JIS T 2304)」に準拠した開発を行っています。
(人工透析機/人工心肺装置用モニターのファームウェアなど)
住宅設備機器関連
落雷時に機器の故障に直結する雷サージ対策や電源管理などの業界における専門的な知識が必要とされています。
また、複雑化している通信機器においては、「ECHONET Lite」や「BACnet」を用いて通信規格に準拠した開発を行っています。
(給湯リモコン/熱源機/浴室暖房乾燥機/食洗機/IHクッキングヒーター/ガスファンヒーター/ゲートウェイなど)
価値ある営業の実践
車載機器、OA機器、FA機器は元より、住宅設備機器、医療機器、決済機器など、様々な電子機器の組み込みソフトウェアを開発しています。そして、これからも未経験の領域の開発案件に取り組んで、領域を増やしていきます。KESには他社では請負を拒否された案件のご相談をたくさんいただきます。未知の技術、前任外注企業の離脱、有識者不在、短納期など、お客様の真のお困りごとに真摯に向き合い、解決策をご提案し、責任を持って開発をお請けし完遂しています。
新ビジネスの自社商品開発
機器制御コントローラからのデータ抽出(製品名:KES IoT Logic)
各種の機器を制御する既設のPLC(Programmable Logic Controller)からのデータ取り込みに特化したIoTゲートウェイをアドインで導入し、IoT化を可能にします。
※KESは経済産業省IoT推進コンソーシアムに参画しています。
リスクマネジメント
情報セキュリティに関するリスク管理の整備
社内にセキュリティルームを完備し、情報漏洩を物理的に防ぐ対策を行っています。
また、お客様に合わせたセキュリティルームや専用ネットワークの構築なども行い、徹底したリスク管理を実施しています。
情報セキュリティの定期研修
従業員一人ひとりのセキュリティ意識の向上、セキュリティリテラシーの向上および自社のセキュリティポリシーの周知を行うため、年1回の社内研修を実施しています。
人権尊重と従業員の働きがい
ダイバーシティの推進
男女問わず、社員一人ひとりの能力が最大限に発揮できるような職場環境を目指しています。
- 女性雇用比率(19.4%)
- 産休育休後の復帰率(100%)
- 男性社員の育児休暇取得実績あり
生産性向上に資する賃金制度の構築
年2回、技術スキル・ヒューマンスキルに応じた評価を行います。また、勉強会・資格取得などスキルアップのための活動費の一部を補助する自己啓発支援制度を制定しています。
Microsoft 365を導入する事により、情報の共有や進捗管理が円滑に行われ業務の効率化も図られています。
ワークライフバランスの推進
育児、介護などの事由などにより、時短勤務を実施しています。
通常時においても場所にとらわれずに働けるテレワークを推奨しています。すでに数年の実績があり、環境設備も整えています。
また、お盆やお正月などの休日を社員が任意で移動させ、休みを有効に活用できる制度を設けています。
人財の開発
新入社員には、社会人基礎教育やプログラミング基礎教育などを毎年計画し実施しています。
さらに社会人や技術者としての長い将来を考えるキャリア開発研修として、キャリアコンサルティング制度を制定しています。
開発力の向上・スキルアップへの取組み
資格取得を推奨しており、資格のランクに応じて報奨金を支給しています。
また、年に2度アイデアコンペを開催して、内容によって自社製品として採用するなど、社員のスキル・モチベーション向上に努めています。
地域社会との共生
社会・地域貢献活動の推進
地域貢献活動の一環として、積極的にスポーツイベント等の協賛を行っています。
- 「金沢マラソン」のオフィシャルパートナー
- 「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2022 TOCHIGI グランツーリスモ部門 石川県・北陸ブロック代表決定戦」への協賛
今後においても地元都市金沢を中心として発信・開催するイベントに協賛し、地域経済活性化のため貢献したいと考えています。
環境推進
環境への配慮
使い古した食用油を発電機の燃料として再利用できる外付けの燃料改質装置(製品名:レナジーシステム)を開発し、食用油の不法投棄による環境汚染をなくす取り組みを行っています。
フィリピンのボラカイ島では、観光関連施設からの多量の廃食油が不法投棄されて環境問題となっています。廃棄物処理と気候変動対策(化石燃料の代替)の両課題への解決に向けて、レナジーシステムの導入を検討しています。
また、ベトナムの環境保全プロジェクトでも当社のレナジーシステム技術が採用されています。東南アジア各国は経済成長の中にあり、その一方で環境問題は置き去りにされています。日本という先進国の企業人として、培った知識・技術をこれらの国々に導入し、環境問題の改善に貢献していくことは私たちの使命であると考えます。
SDGsとは
SDGs(Sustainable Development Goals)とは、持続可能な開発目標のことです。2015年の国連サミットで採択された2016年から2030年までの国際目標で、持続可能な世界を実現するための、17の目標と169のターゲットを掲げています。